P室長さん、丁寧なお返事ありがとうございます。
例えを使った説明がとてもわかりやすかったです。

なるほど、「やらされている」と思っているから方法が見つからず「できない」と思ってしまっているのですね。彼の心にもう少し余裕ができたときにどうして勉強をするのか、それがこれから先役に立つかはわからないけれど勉強していれば必要となったときに役に立つ、ということを伝えたいと思います。

ふわりさんこんにちは。

多分、彼の中でその勉強を何のためにするのかって事が納得しきれてないからそうなるんだと思うんだよな。要は必要と思えないってことだ。

そこを問いかけてやればいいんじゃないかな。
彼が勉強したい科目だけやってれば、仕事に就いたとき通用するのか。その科目だけやったからと言って発展性のある仕事をできるのか。

俺の持論だけど、勉強はまず何でもかんでも教えてもらっておいて損はない。
何でかって、一つの分野だけの知識だと行き詰ったときに解決策を見出しにくいから。

例えば冒険に出たとしよう。行程は順調に行けば一日でたどり着ける目的地に向かうとして。

地図しか持たないで出発した場合。順調に進めればいいけど、途中で仲間が怪我したり思わぬ自然災害で道が塞がれてたり、一日ではたどり着けなくて食料が必要になったとき、薬草が必要になったとき。

そんな時、地図一つだけで見つけられる解決策はどれくらいだと思う？たかが知れてるだろ？最悪の場合、間違った毒草なんかを食べて死んでしまったりすることだってあるかもしれない。

出発するときは必要ないって思ってるものでもバックに入れておけば何かしら役に立つときがある。あんまり詰め込みすぎても重くなるから、ある程度は絞らないといけないだろうけど、もてる範囲なら入るだけ持ってたほうが考えの幅が広がる。

勉強ってものはそういう道具と同じで、使うかわからないけどとりあえず入れとけば、思わぬ打開策を思いつかせてくれるものなんだよ。

そこに気づけば何か違うと思うんだけどね。
今の彼は勉強によって奪われてるものにしか目が行ってない。

あと、できるできないに関しては「方法を知ってるか知らないかの違い」だけ。要はやらされてる感があるから、自分に合った勉強法を研究する気にならないし見つけられてないだけ。

学校って、自分で調べることなくてもいろんな知識を得られる場所だし、自分が学びたいこと以外の知識も手に入るから、勉強嫌いだーって言いながら行くのは非常にもったいないし学費の無駄なんだけどね。

学費どっから出てると思ってるんだろうね。