二黒土星は「大地の星」。
大地のようにどっしりと構え温厚な人。物静かで行動も控えめ。人の見てないところで一生懸命働く、気配り上手な人です。見知らぬ人には警戒心が強く、派手なことを好まないので、人の上に立つ指導者より縁の下の力持ちとなった方が成功します。
慎重派なので比較的安定した人生を歩みます。スローペースですが目標に向かってコツコツ歩み続け、年を重ねるほど存在感を発揮できるでしょう。それでは、二黒土星の2022年の吉方位と運勢をみてみましょう。
2022年の二黒土星の位置
2022年の二黒土星は「南西」に位置します。二黒土星の定位置「南西」には「二黒土星」が巡ります。同じ二黒土星なので比和関係になります。
二黒土星の2022年運勢
令和4年(2022年)は、五黄土星の年になります。
五黄土星の定位置は中央。9年かけて一巡し定位置に戻ってきました。二黒土星も同じ。自分の本命星の場所である「南西」に戻ってきました。
南西は種を蒔く場所場所。心機一転、運気が回復し、やる気が溢れてくる年ですが、2022年は「歳破」の方角と本命星が重なってしまい、いい意味でも悪い意味でも自分らしさが色濃く表れる年になり、吉凶激しい年になります。
自分の事だけでなく周りの人の事を考えなければならない事が増えます。自分の気持ちを押しつけるのではなく相手の気持ちを優先してあげることで開運に繋がります。「自分ばっかり我慢している」と不満に思っても後になって間違ってなかったと思えます。ストレスを感じることもありますが、そんな時こそ笑顔を見せる心の余裕を持ちましょう。
周りの環境が大きく変化していく2022年ですが、自然の流れに逆らうと事態はよくない方向に進みます。自分から働きかけるより受け身でいる方がうまくいきますよ。
二黒土星の2022年吉方位
【令和4年(2022年)の吉方位】
南方位、西方位、北西方位
毎月の吉方位
- (1月吉方位) 北東方位
- (2月吉方位) 南方位
- (3月吉方位) ありません
- (4月吉方位) ありません
- (5月吉方位) ありません
- (6月吉方位) 北西方位
- (7月吉方位) 西方位
- (8月吉方位) 南方位、西方位、北西方位
- (9月吉方位) 南方位
- (10月吉方位) 南方位
- (11月吉方位) 南方位
- (12月吉方位) ありません
方位は自分の家からの方位を見ます。引越や海外旅行や長期出張を考えている人は、引越先や目的地が自分の家からみて、吉方位に移動すると運気を高めます。
二黒土星の2022年凶方位
- 南西(本命殺)
- 北東(本命的殺)
- 西南西(歳破)
2022年は、五黄土星が中央に位置するので、五黄殺と暗剣殺の方位はありません。歳破は、2022年の干支である寅の反対側にある申方位(西南西)になり、誰にとっても大凶方位となります。
二黒土星だけの大凶方位は、南西(本命殺)と北東(本命的殺)になります。
大凶方位に家を建てたり、引っ越したり、旅行へ行くのは避けるようにしましょう。大凶方位にでかけると事故、病気、精神的苦痛、トラブルなどに遭うと言われています。
凶方位は方違えで対処
凶方位だとわかっていてもどうしても行かなくてはならない場合がありますよね。その時は、「方違え」という法で対処する方法があります。
方違えは、一度良い方向に移動し、そこから目的地が良い方位になるように迂回する方法です。
たとえば、旅行の場合、前日に目的地が吉方位になる場所で一泊し、そこから目的の旅先に向かいます。引越の場合は、旅行よりさらに時間をかけます。2ヶ月以上、他の場所で暮らし、その仮宿から吉方位になる場所に引っ越します。
二黒土星の早見表
1月生まれ、2月生まれの人は注意してください。
例えば、平成10年1月22日生まれの人は、二黒土星ではなく三碧木星になります。2月生まれの人も、節分までに生まれた人は前年生まれになり、三碧木星になります。
昭和10年生(1935年)
昭和19年生(1944年)
昭和28年生(1953年)
昭和37年生(1962年)
昭和46年生(1971年)
昭和55年生(1980年)
平成 1年生(1989年)
平成10年生(1998年)
平成19年生(2007年)