【2024年】辰巳天中殺の運勢～日の天中殺（辰と巳の日）

2024年（令和6年）は甲辰（きのえたつ）の年になります。

辰年なので辰巳天中殺生まれの人は、2024年は天中殺の年になります。

天中殺は、天の助けを得られない時期です。周囲から誤解されたり、秘密がバレたり、事故に遭ったり、病気になったり、いつもなら、すんなり決まる事が決まらなかったり、とにかく不安定な運気になります。

また、天中殺の年に始めたことは長続きしません。天中殺が明けると終わってしまうことが多いです。なので、結婚、転職、転居、独立、起業、リフォームなど、大切な決め事は急がず天中殺があけてから行動したほうがいいですよ。

そして、「月天中殺」と「日天中殺」が重なるとさらに運気は落ち込みます。月天中殺と日天中殺もチェックして、とくにその日は無理しないように気をつけ、ダメージを少なく少なくしてくださいね。

【月天中殺】辰巳天中殺が注意する月

天中殺には、１２年に２年巡ってくる「年の天中殺」と１年に２ヶ月巡ってくる「月の天中殺」と１２日に２日巡ってくる「日の天中殺」があります。

天中殺の年なので、1年中注意が必要ですが、「月天中殺」はとくに気をつけてくださいね。辰巳天中殺の月天中殺は辰月（4月）と巳月（5月）になります。

月の始まりは1日がスタートではありません。節入り日が月の始まりになります。４月の節入り日は４月４日。６月の節入り日は６月５日。４月４日から６月４日まで気をつけてください。

【月の天中殺】
４月４日から６月４日まで

辰巳天中殺は、辰日と巳日が天中殺になります。2024年の辰日と巳日を書いておきます。

天真爛漫で小悪魔的な魅力のある辰巳天中殺。

心のまま素直に行動する人なので裏表がありません。喜怒哀楽が激しく、「天然」とか「ワガママ」とか「マイペース」に見られることもありますが、人の心を掴むのがとてもうまく、愛されキャラなのが辰巳天中殺です。

面倒見が良く、困っている人が目の前にいるとほっておけない性分。人はもちろんだけど動物や植物に対しても愛情深い人です。

ちなみに、辰巳天中殺は、六星占術では「天王星人」。０学占いでは「月星と魚王星」。五星三心占いでは「時計」の人になります。

2024年は残念ながら天中殺の年。

天中殺は誰にでも訪れるものですが、天中殺期間中の辰巳天中殺のパワーは凄まじく、運気の波も、感情の起伏も、他の天中殺と比較すると激しくなります。

地位や名誉より気持ちを優先させる辰巳天中殺。いつもなら周囲からも正義の人に見られるのに、天中殺期間中はその正義感がただの意地になり、トラブルの種になりそう。

困っている人がいるとほっておけない辰巳天中殺。天中殺期間中はその優しさが裏目に出やすく、悪意のある人に騙されたり利用されるかもしれません。天中殺期間中は判断力が低下します。自分が正しいのか間違っているのかわからなくなったら、信頼できる人や専門家に相談しましょう。

ひとりで抱え込むと、自暴自棄になったり、イライラや不平不満が爆発して、家族や友人や職場の人達を悲しませてしまいます。天中殺中は感情のコントロールが難しくなります。自分から大切なものを壊したり手放したりしないよう気をつけ、うまく伝わらないときこそ、意地を張らず素直にＳＯＳを出してくださいね。

月天中殺の4月4日から6月4日まではとくに気をつけて。心の不安から体調を崩しやすくなります。考えすぎたり自分を責めたりしないこと。腹八分目じゃないけど、自分の個性は８割くらいに抑えて。体調的に無理がきかないときはスケジュールを変更し、何事もやり過ぎないようにしましょう。

天中殺は1970年代に日本中で大ブームになりました。

取り上げ方が「天中殺に事をおこすと必ず破滅する」と、あまりにもセンセーショナルだったため、恐いというイメージばかりが一人歩きし、当時は社会問題になりました。

天中殺に科学的根拠はありません。

しかし、過去の自分を振り返り、ついてないと感じるときを調べてみると、天中殺の時期と重なっていることが多々あります。私は相談サイトをはじめてから２０年になりますが、天中殺の真っ只中の人から相談されることがとても多いです。

ちなみに、天中殺のことを四柱推命では「空亡」と呼びます。空亡は天中殺と同じく１２年に２年訪れますが、天中殺占いのように重視しません。人によっては空亡（天中殺）の時期が吉運になる人もいるからです。

というわけで、天中殺だから必ず運気はダウンするというわけではありません。ただ、繰り返しになりますが、天中殺に時期になると良くないことがある、心が晴れない人は多いので、念のため気をつけてくださいね。