【2024年】寅卯天中殺の運勢～寅の日と卯の日の天中殺日

2024年（令和6年）は甲辰（きのえたつ）の年になります。

辰年なので辰巳天中殺生まれの人が天中殺になり、寅卯天中殺生まれの人は、2024年は天中殺の年ではありません。

ただ、東洋系の占いは2月3日まで2023年になるので、2023年2月3日まで天中殺になります。また、寅卯天中殺は、「月天中殺」が寅月（2月）と卯月（3月）のため、2023年4月3日までは天中殺の影響を受けます。

天中殺中は天の助けを得られない時期になり、結婚、転職、転居、独立、起業、リフォームなど新しいことを始めるのに不向きです。

「月天中殺」と「日天中殺」をチェックして、その日は無理しないように気をつけてくださいね。

【月天中殺】寅卯天中殺が注意する月

天中殺には、１２年に２年巡ってくる「年の天中殺」と１年に２ヶ月巡ってくる「月の天中殺」と１２日に２日巡ってくる「日の天中殺」があります。

寅卯天中殺の「月の天中殺」は寅月（2月）と卯月（3月）です。2月の節入り日、２月４日から４月の節入り日４月４日の前日４月３日まで気をつけてください。

【月の天中殺】
2月4日から4月３日まで

寅卯天中殺は、寅日と卯日が天中殺になります。2024年の寅日と卯日を書いておきます。

寅卯天中殺は努力の人。

職人のようなひたむきさと真面目さを持ち、やる！と決めたらとことんコツコツ努力を重ね、納得できる結果が出るまでは粘り強く頑張る人です。

ちなみに、寅卯天中殺は、六星占術では「木星人」。０学占いでは「木星と海王星」。五星三心占いでは「カメレオン」の人になります。

2022年2月4日から天中殺に入り、2024年2月3日まで天中殺の年になります。

2024年2月4日から年の天中殺は明けますが、寅卯天中殺の「月天中殺」は、寅月（2月）と卯月（3月）のため、2024年4月3日までは天中殺の影響を受けます。

2024年は長い冬眠から目覚める年。

4月3日までは天中殺の影響を受けますので、冬眠から目覚めるのはゆっくりペースになります。寅卯天中殺は、新しい事や未知の分野に挑戦することは苦手で、お尻に火がつくのも遅いので、ペースとしてはちょうど良いかも。

4月3日までは、天中殺の期間中の行動を振り返り、反省すべき事は反省し、修正することは修正し、手放すものは手放し、新たな運気の幕開けまでの助走期間として行動しましょう。

4月からは新しい運気の本格的なスタートです。今までやる気を失っていた人も意欲的になり追い風を感じてくるでしょう。物事も順調に動き始めてきます。

そんな4月からはやるべきことを確実にこなしていきましょう。コツコツ努力することが得意な寅卯天中殺だからそんなに難しい事ではないと思います。徐々に上昇していく運気に合わせて一歩ずつ丁寧に進んでいきましょう。

年の終わり頃になると人間関係はがらりと変わっていきます。2024年は種蒔きをする年ですから、2025年以降大きなチャンスを掴むためにも人脈は広げていきましょう。そのためにはできるだけ視野を広げて色々なことに興味を持ってみてくださいね。

天中殺は1970年代に日本中で大ブームになりました。

「天中殺に事をおこすと必ず破滅する」と、あまりにもセンセーショナルな取り上げ方だったため、恐いというイメージばかりが一人歩きし、当時は社会問題にもなりました。

天中殺に科学的根拠はありません。

しかし、過去の自分を振り返り、ついてないと感じるときを調べてみると、天中殺の時期と重なっていることが多々あります。私は相談サイトをはじめてから２０年になりますが、天中殺の真っ只中の人から相談されることがとても多いです。

ちなみに、天中殺のことを四柱推命では「空亡」と呼びます。空亡は天中殺と同じく１２年に２年訪れますが、天中殺占いのように重視しません。人によっては空亡（天中殺）の時期が吉運になる人もいるからです。

というわけで、天中殺だから必ず運気はダウンするというわけではありません。ただ、繰り返しになりますが、天中殺に時期になると良くないことがある、心が晴れない人は多いので、念のため気をつけてくださいね。